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大学評価コンソーシアム主催・国立大学法人神戸大学共催
大学評価担当者集会2012
(平成24年9月6日-7日:神戸大学六甲台キャンパス)
[プログラムと会場配置図(PDF:133KB)]
[大学評価担当者集会2012に係る実施報告(PDF:816KB)]
[大学評価担当者集会2012アンケート結果(PDF:416KB)]
○全体会1(6日:13:30-13:50)[百年・六甲ホール]
今年は、初めて九州を離れ、大学評価コンソーシアムと神戸大学との共催で大学評価担当者集会を開催させていただきました。
まずは、全体会として、神戸の街を一望できる六甲ホールに集まり、神戸大学理事の正司先生からご挨拶をいただき、コンソーシアム幹事の浅野のほうから趣旨説明をさせていただきました。
[開催校挨拶:神戸大学 理事・副学長 正司 健一 ](PDF:104KB)
[趣旨説明:神戸大学 企画評価室 准教授 浅野 茂 ]( PDF:479KB)
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○第一分科会「評価とIR:分析編」(6日:14:00-17:00)
[瀧川・大会議室]
評価を活かした大学運営およびその支援のために、評価の実務担当者、評価経験者、およびその関連業務を行う者に何ができるのか、ということを考えました。
昨年の分科会ではデータ収集に関する課題について考えましたが、今年は、それに続く分析編として、架空の大学の目標、自己評価、データを用いて、「目標に照らした評価(現状分析)」をどのように行えばよいのか、という演習を行いました。手元にあるデータから「問い」を立て、その「答え」を探すというような評価(IR)業務スキルの向上を目指しました。
想定する主な参加者は、自己点検・評価や国立大学法人評価または認証評価を担当されている方(それらをご経験の上、別の部署へ異動されている方を含む)ですが、総務系、学務系、研究支援系などを問わずデータを取り扱う業務を行っている方、またその支援を行っている業者の方などのご参加も対象として開催しました。
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[ PDF版報告書でご覧いただく(PDF:3.92MB) ]
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○第二分科会「初めて評価を担当される方へ」(6日:14:00-17:00)[百年・会議室A]
大学評価では、まず大学諸活動の現状把握を行い、その結果を通じて自大学の特徴や課題を明らかにします。そのうえで特徴をさらに伸ばしたり、課題を改善する活動への支援を行ったりします。そのような活動は、ひいては大学諸活動に対して社会からの理解を促進することにつながります。そのため本分科会では、「評価とは何か」という基本的な観点に基づき、
自大学で自己評価書を作成する際に求められる着眼点・発想法・留意点を身につけることを目的としました。
この分科会では、基本的な部分を講義形式で行い、受講者主役型の演習を通じて、内容理解の定着を図りますので、積極的な参加を期待します。
なお、大学評価の実務経験がほとんど無い初心者を対象として開催しました。
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[ 各大学実施用テキスト(未作成) ]
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○第三分科会「自己評価能力を高めるための目的・計画と指標の作り方」(6日:14:00-17:00)[百年・会議室B]
効果的で説得力のある評価を行うには、どのように目的や計画を組み立てるかが強く関係しています。また、目的や計画の進捗を把握するための指標設定も、目的や計画の明確さに依存します。
本分科会では、目的や計画の達成度を途中段階で把握(または確認)し、最終的に適切な評価が行えるよう、それらの関係を整理するための手法であるEvaluability Assessment(以下、「EA」という。)について学びました。このEAの枠組みの根底にある計画の達成度の途中段階での把握(モニタリングないしチェック)のための手法を用いて、自己評価能力を向上させるための基本的な視点を学ぶとともに、計画立案段階で現行の課題や問題を可能な限り把握し、適切な指標等の設定を行うためのワークショップを行いました。そのうえで、どのように目的や計画を組み立てれば良いのか、また、どのような指標を設定して進行管理を行うのか、ということについての理解促進を図ります。
想定する参加者は、企画及び評価業務に一定期間従事されている方、管理職の方として開催させていただきました。
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○全体会2(6日:17:15-18:00)[瀧川・大会議室]
各分科会における議論内容を報告し、評価を行う上での留意点について議論を行いました。
その後、目標や計画が曖昧だと、評価作業が難しくなるわけですが、では、目標と計画の曖昧さと明確性をどのようにバランスすれば、マネジメントに効果的なのか、という議論を行いました。
加えて、評価やIRが意思決定支援を行う場合、意思決定が正しさ、というのは、トップの判断なのか、大学のミッションに照らしたものなのか、学生が得をすればよいのかなど、の議論を行いました。
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[ PDF版報告書でご覧いただく(PDF:433KB) ]
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○ 大学評価コンソーシアム総会(6日:18:00-18:30)[瀧川・大会議室]
・全体会に引き続き、コンソーシアムの総会を開催させていただきました。
・議事録はこちらになります。
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○情報交換会(6日:18:30-20:30)[瀧川・1Fレストラン]
・瀧川記念学術交流会館で情報交換会をやらせていただきました。
・有志の方にお持ちいただいた所属大学や各地の銘酒を片手に、神戸の夜景を見ながら、評価やIRに関するさまざまな情報を交換することができました。
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○神戸大学主催、大学コンソーシアムひょうご神戸、大学評価コンソーシアム共催シンポジウム
「学習成果を重視した評価への対応」(7日:10:00-12:00)[百年・六甲ホール]
平成24年3月26日中教審大学教育部会審議まとめ「予測困難な時代において生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ」を踏まえ「学習成果を重視した評価への対応」に関するテーマでの講演とパネルディスカッションを行います。より具体的には、審議まとめで焦点となっている学修時間の把握と学習成果の測定の位置づけ、さらには学習成果のアセメント及びIRに係る先進事例等を踏まえつつ、講演者、各界関係者及び参加者間で討議を行いました。
講演者には、文部科学省高等教育局高等教育企画課高等教育政策室の合田哲雄室長をお招きし、上述の審議まとめに委員として参画している神戸大学大学教育推進機構教授の川嶋太津夫が司会・進行を務めさせていただきました。
当日の様子、配付資料、報告書は、以下のwebサイト(神戸大学)でご覧ください。
https://www.kobe-u.ac.jp/archive/news/2012/20120913_1.html
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○エンロールメント・マネジメントに関する勉強会(7日:13:00-16:00)[百年・会議室A]
米国の大学におけるIR部門の主要業務であり、最も強みを発揮しているとされるエンロールメント・マネジメントに関する勉強会です。
本勉強会では、理論的な側面よりも実践的な側面を重視し、日本の大学においてエンロールメント・マネジメントを先進的に推進されている創価大学(経済学部 神立孝一学部長、入試事務室 澤登秀雄課長)及び山形大学(エンロールメント・マネジメント部 福島真司教授)に事例紹介をしていただきました。事例紹介では、講演者の所属校の単なる取り組みにとどまらず、学生の入学から卒業までの様々な諸状況を把握し、学生の学びを促進するための対応を行う担当者がどのように課題を見つけ、解決してきたのか、という経験を中心にご紹介いただきました。
講演終了後には、参加者の皆様に質問票に疑問等をご記入いただき、個別質問を中心に質疑応答を行い、理解を深めました。
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[ PDF版報告書でご覧いただく(PDF:7.02MB) ]
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百年:神戸大学百年記念館 瀧川:瀧川記念学術交流会館
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