井芹 俊太郎(法政大学)
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意思決定を支援するIR担当者には、短時間で集計・分析結果や要点の伝達を求められる機会が多く、このような情報提供を実現するための可視化手法の蓄積は重要である。近年、有償あるいは無償ツールによる可視化手法の共有が進んできたものの、コストまたはスキルを理由とした活用・普及面の課題も見受けられる。これらの課題を踏まえ、本報告では、各大学のIR担当者にとって最も「アクセシビリティ」が高いと思われるMS Excelを活用した可視化手法を、報告者が独自に作成した可視化グラフを中心にいくつか事例紹介・共有した。この報告を通じて、各大学における可視化スキルの普及や継続に寄与するとともに、参加者との意見交換を通じてより優れた手法について探索することができた。
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