情報誌「大学評価とIR」 第3号   ISSN 2435-8959
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平成27年(2015年)10月31日発行

一冊ダウンロード ] (PDF:994KB)

表紙:鳥取大学乾燥地研究センター

■ 論説 &■ 事例報告
[論説] IR実務担当者からみたInstitutional Effectiveness
~米国大学が社会から求められていること~
(PDF:298KB)[H27.9.30掲載]

 藤原 宏司(ミネソタ州立大学機構 ベミジ州立大学・ノースウェスト技術短期大学IR/IE室 副室長)

日本では昨今、教育における内部質保証の重要性が議論されている。 米国では、内部質保証に似たような概念としてInstitutional Effectiveness(IE)というものがあるが、 このIEへの理解が、そのシステムの構築において参考になるのかもしれない。 本稿では、米国大学が行わなければならないアセスメントを基にしたIEについて、IR実務担当者の視点から整理を行った。


[事例報告] 内部質保証システムの構築に資する学生の成績の推移と就職先のデータセットについて (PDF:508KB)[H27.10.27掲載]

 嶌田 敏行(茨城大学 大学戦略・IR室 室員(准教授))

内部質保証システムの運用支援として、IR オフィスから様々なデータや情報を提供す ることができる。今回は、学科等の教育プログラムの階層における教育実績の把握のための学 生の成績の推移と就職先のデータセットの作成方法および実際に提供した際の結果などにつ いて報告したい。


[論説] 日本の大学運営における指標の活用に向けた試行的取り組み (PDF:341KB)[H27.10.31掲載]

 大野 賢一(鳥取大学 大学評価室 室員(准教授))
 藤原 宏司(ミネソタ州立大学機構 ベミジ州立大学・ノースウェスト技術短期大学IR/IE室 副室長)

米国ミネソタ州のベミジ州立大学(BSU)のIR/IEオフィスが策定し運用している学科間比較を目的とした指標を紹介する。 また、日米の高等教育の違いを踏まえながらそれら指標の適用可能性を検討するとともに、修正した指標に対して日本の大学データを使って計算した結果を示す。 これら事例を基に、指標の策定に対する考え方を報告する。


※本号から「論説」と「事例報告」の別なく、受理順掲載となっております。従いまして、 掲載時点で書誌情報が確定します。


■ 記事
編集者、編集後記など(PDF:129KB)



■ 確定書誌情報
藤原宏司(2015)「IR実務担当者からみたInstitutional Effectiveness ~米国大学が社会から求められていること~」,情報誌『大学評価とIR』,第3号,3-10.
嶌田敏行(2015)「内部質保証システムの構築に資する学生の成績の推移と就職先のデータセットについて」,情報誌『大学評価とIR』,第3号,11-19.
大野賢一,藤原宏司(2015)「日本の大学運営における指標の活用に向けた試行的取り組み」,情報誌『大学評価とIR』,第3号,20-31.

本誌の発行は、 平成27年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(B) 「大学の評価・IR機能の高度化のための実践知の収集・分析とその活用に関する研究」 (課題番号:15H03469、研究代表者:嶌田敏行)の助成を受けています。

  • 情報誌「大学評価とIR」に掲載された事例報告等は、約105,000回ダウンロード(1本あたり約2,500回)されております[R2.11.24]。
  • 現在、投稿の受付は「事例報告」のみとし、「論説」については引き続き、受付を休止しています。

  • ○投稿および問い合わせは、下記までお願いします。

    情報誌「大学評価とIR」暫定編集部
    メール:jirue@ml.ibaraki.ac.jp
    (担当:嶌田[茨城大学]、大野[鳥取大学])
    ※暫定編集部については、こちらをご覧ください



    大学評価コンソーシアム [ R2.8.20更新]
    Japanese Consortium of Accreditation Coordinators for Higher Education, All Right Reserved. 2011-2020