活動成果報告 大学評価担当者集会2008
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(参考資料)
大学評価担当者集会2008 「大学評価・現場の課題」
(平成20年9月5日(金)13:00~17:30日:九州大学西新プラザ)
世話人:九州大学大学評価情報室

※このページは九州大学 大学評価情報室発行「2008年 大学評価担当者集会報告」「事前アンケート」 をもとに構成しました。また、公表に同意いただいた方の事例紹介を掲載しています。

 九州大学西新プラザにおいて、昨年に引き続きまして大学評価担当者集会 が開催されました。国公私立26 大学から68 名の教職員の方々 が参加されました。今年の集会は「大学評価・現場の課題」をテーマに、 各大学が評価業務の現場で抱えている課題を共有し、その解決の方途を探ることに焦点を当てました。

実施概要(PDF:494KB) ] 


○ 開催の挨拶・自己紹介および大学で苦労している状況の紹介 (13:00~14:10)

 集会は、九州大学大学評価情報室の落合室長の挨拶から始まり、引き続いて各大学の 自己紹介及び苦労している点を紹介していただきました。認証評価を一段落させた 大学からは、実際の評価作業において苦労した点(学内に散在しているデータの 収集や部局との連携など)が紹介された他、いくつかの国立大学からは法人評価と 中期目標・中期計画の連動の課題などが挙げられました。


○ 現場の課題に関する事例報告(14:10~15:40)

各大学の紹介の後、現場の課題に関する事例報告として、以下の方々による報告が行われました。
「茨城大学における情報の収集・分析に関する現状と課題」  嶌田 敏行(茨城大学 評価室)

 茨城大学では、中期計画をもとに各部局が年度計画を策定し、学部委員会レベルが計画の実施を業務と して行っている。全学と部局との間のコミュニケーションは、「意見交換会」という形で、 理事が各部局を回り、課題を共有したり、伸ばすべき点を共に考えている。  評価室では、大学執行部、部局執行部の現状認識(評価)の支援のためにそれぞれの部局がいつ、何をして、 計画に照らしてどのような状況になっているのか、というデータベース(業務)システムの 運用を行っており、それらの取り組みについての紹介している。

(PDF:5.38MB)

「認証評価を契機としたPDCA サイクル強化への取組み」 森田 光男(関西学院大学)

「評価結果を大学運営への反映事例-大阪大学における達成状況評価書活用例-」 小林 裕美(大阪大学)
 国立大学法人評価導入に伴い、大阪大学では各部局が作成した達成状況シートに基づき、 評価室において、各部局に対する「達成状況評価書」を作成している。
 PDCAサイクルの観点から、同評価書を部局における管理運営、概算要求、年度計画等 反映してもらうための取組と課題を紹介する。

(PDF:495KB)

「大学評価・現場の課題-名城大学の取り組みから-」
難波 輝吉(名城大学)

 第1期認証評価に向けて職員主導で着手した自己点検・評価活動は, 全学的な「評価疲れ」をおこす結果となった。
 それを克服するために,他大学の事例に学び,ミッション・ビジョンを明確にした 教職協働のプロジェクトチームによる取り組みへと転換し, 自己点検・評価活動の質的改善・向上を図ることができた。
 そのプロセス・成果の報告とともに, 今後の課題として,IR(Institutional Research)機能の導入の必要性, それを担うものの能力・素養について報告を行う。

(PDF:483KB)

「データの二次利用の可能性:九州大学ファクトブック(Q-Fact)の試み」佐藤 仁(九州大学)

「データの二次利用の可能性:「学校基本調査」提出データの「電子化プロジェクト」」森 雅生(九州大学)


○ 総合討論(16:00~17:30)
 各事例報告の後は、それぞれの報告に対して質疑応答を行う形で、議論が進められました。議論の焦点 としては、特に法人評価に向けての学内の体制、中期目標・中期計画と法人評価の連動、評価活動と関連 したデータベースの構築といった点が挙げられました。
 質疑応答後は、九州大学大学評価情報室の高田准教授から会に先だって行われた事前アンケートの結果 が報告されました。事前アンケートでは、「情報の収集・分析」、「評価の実施体制」、「評価結果の大学運営 への反映」、「その他」の4 項目に関して、「評価業務の実践に当たって苦労している具体的な課題等」を自 由記述で回答していただきました。

事前アンケート結果(PDF:394KB) ]
 全体的な傾向として、評価結果の大学運営への反映という取り組みが、 他の項目に比べて進んでいない状況が確認されました。「情報の収集・分析」に関しては、データ収集の非 効率性、データそのものの正確性、データ管理の難しさといった課題が挙げられました。「評価の実施体制」 については、評価室という形での組織化が進んでいる一方で、業務負担が集中していること、教員と職員 の連携が取れていないことなどが課題として挙げられました。三つめの「評価結果の大学運営への反映」 に関しては、学長のリーダーシップの下、改善に向けた取り組みが見られますが、具体的な活用に関して は未定であるところが多く、部局との温度差を感じるといった意見などがありました。

○ 閉会の挨拶(17:30~17:35)

 会の最後は、九州大学大学評価情報室の関口副室長から挨拶がありました。関口副室長からは、大学評 価担当者の大学間での連携の重要性が示され、今後の具体的な連携の在り方としてコンソーシアムを視野 に入れた体制の整備が提案されました。そして最後に、来年度も大学評価担当者集会を開催する方針を参 加者の方々と確認し、会は終了いたしました。


・この後は、情報交換の会合があった。(17:40~19:40)
・時刻はスケジュール表にあった数値である。

大学評価コンソーシアム [ H27.9.22更新]
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