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令和4年(2022年)12月27日発行
[ 一冊ダウンロード ] (PDF:3.13MB)
表紙:九州工業大学 |
■ コンテンツ
[事例報告] R4.5.9掲載
教学IR情報を多角的に捉えるためのグラフレイアウトと解説付与の方法
(PDF:696KB)
石川 貴彦(名寄市立大学 保健福祉学部教養教育部兼IR推進室)
概要:
BIツールの仕様に基づいた定型のグラフを用いることを前提条件として、閲覧者が理解しやすい情報公表資料の作成を考える。公表資料はグラフを提示するだけに留まらず、解説の付与によってさらに有益性が増す。そこで本研究では、BIツールが出力したグラフから解説に必要な情報を多く取得することを一つの方略として定め、教学IR情報を多角的に捉えるためのグラフレイアウトと解説付与の方法を提案した。
キーワード:教学IR、教学マネジメント指針、情報公表、グラフレイアウト、解説
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[事例報告] R4.7.27掲載
ファクトブックからはじめるデータを活用したマネジメント志向への一考察
-東北学院大学「TGU FACTBOOK」作成の経験から-
(PDF:1.43MB)
齋藤 渉(東北学院大学 学長室)
概要:
本稿は、設立初期のIRオフィスを対象としたファクトブックからはじめる「大学の資産」としてのデータ収集と可視化について東北学院大学での事例を基に作成過程の留意点や課題と共に活用例を報告するものである。本事例を通じて、ファクトブックの活用は大学の状況を見える化するツールとして有用であり、データに基づくコミュニケーションやマネジメント志向の醸成につながることを示している。
キーワード:IR、ファクトブック、意思決定支援
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[事例報告] R4.7.25掲載
科学研究費基盤研究終了者の再採択率
(PDF:405KB)
岩田 博夫(京都大学 名誉教授/もとCOI拠点研究推進機構 機構戦略支援統括部門長)
概要:
科学研究費基盤研究(A, B, C)間のステップアップ申請をするか否かの判断材料の一つは、ステップアップ申請時の採択率であろう。しかし、残念ながら採択率のデータは公表されていない。本調査では、研究期間終了課題の代表者と新規採択者を照合して採択割合を求め、さらに、採択割合が申請率と採択率の積で決まることから、簡単なモデルを用いて採択割合から申請率と採択率とを分離して決定した。基盤研究BからAへ、また、CからBへのステップアップ申請の採択率は、BからBへ、また、CからCへの同一種目間の横滑り申請の採択率とほぼ同じであることから、もっと積極的にステップアップ申請をすべきであろう。
キーワード:科学研究費基盤研究(A, B, C)、横滑り申請、ステップアップ申請、採択割合、申請率、採択率
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[事例報告] R4.11.7掲載
論文数をカウントする手順と正確性の限界
(PDF:374KB)
藤井 都百(九州大学 インスティテューショナル・リサーチ室)
概要:
任意の集団の論文数を集計することが容易な場合と、そうでない場合がある。学部単位、学系単位といった大学の中の単位での論文数の集計は、網羅性を高めようとすると情報源の精度が安定せず、手順も複雑で、論文数が過剰・過小カウントになる要因を完全に制御できない。それぞれの大学がそれぞれの方法で論文数をカウントすることの限界を示し、第三者による条件付き論文数比較を提案する。
キーワード:論文数、研究評価、現況調査表、成果を中心とする実績状況に基づく配分
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※原稿区分の別なく、受理順もしくは原稿完成順掲載となっております。従いまして、
掲載時点で書誌情報が確定します。
■ 記事
編集者、編集後記など(PDF:120KB)
■ 確定書誌情報
石川貴彦(2022)「教学IR情報を多角的に捉えるためのグラフレイアウトと解説付与の方法」,情報誌『大学評価とIR』,第15号,3-12.
齋藤渉(2022)「ファクトブックからはじめるデータを活用したマネジメント志向への一考察 -東北学院大学「TGU FACTBOOK」作成の経験から-」,情報誌『大学評価とIR』,第15号,13-24.
岩田 博夫(2022)「科学研究費基盤研究終了者の再採択率」,情報誌『大学評価とIR』,第15号,25-34.
藤井 都百(2022)「論文数をカウントする手順と正確性の限界」,情報誌『大学評価とIR』,第15号,35-46.
情報誌「大学評価とIR」に掲載された事例報告等は、約105,000回ダウンロード(1本あたり約2,500回)されております[R2.11.24]。
現在、投稿の受付は「事例報告」のみとし、「論説」については引き続き、受付を休止しています。
○投稿および問い合わせは、下記までお願いします。
情報誌「大学評価とIR」暫定編集部
メール:jirue@ml.ibaraki.ac.jp
(担当:嶌田[茨城大学]、大野[鳥取大学])
※暫定編集部については、こちらをご覧ください
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